通称

七味唐辛子でお馴染みの浅草「やげん堀」。

やげん堀とは現在の東京都中央区東日本橋 一丁目 に江戸時代に存在した運河のことで、堀周辺の通称の地名でした。

なぜ、この地が「やげん堀」と呼ばれるようになったのでしょうか。

やげん堀の由来

やげん堀 の地名の由来となった「薬研」

もともと薬研(やげん)は、漢方薬などをつくるとき薬種を細かい粉にひくのに用いる器具のことです。この器具は中央に窪みのある船形の形をしています。その窪んだ箇所に薬種を入れ、中央に握り手の部分となる軸を通した円盤状の車輪を前後に押したり引いたりして、細かい粉にしていきます。

現在の東日本橋にあった運河の底の形が堀底の形状がV字型で、薬研の窪みに似ていることから周辺の地名も「やげん堀」と呼ばれるようになりました。

また、この地域には医者や薬問屋が多く、別名「医者町」で通っていたと言われています。

昭和十八年に現在の浅草に移り、現在も 浅草寺の近くでやげん堀七味唐辛子のお店を営んでいます。